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塗装業 三重県

チラシを配ると、人は検索する|合同会社TANAKAYA様

チラシを配ると、人は検索する|合同会社TANAKAYA様

三重県度会郡度会町。

外壁塗装・リフォームを手がける建築会社です。 令和2年に法人化され、これまでに約200件の現場を施工されてきました。

ご依頼は、会社の信頼になるサイトを作りたいというもの。 そして、公開の直後に広告の出稿を予定されていました。

このスケジュールを伺った時点で、設計の方針が決まりました。

内容詳細
クライアント合同会社TANAKAYA 様(三重県度会郡度会町)
業種外壁塗装・各種塗装・リフォーム・CimentArt施工
ご支援内容要件定義・Webデザイン・実装・Googleビジネスプロフィール設定・チラシ制作の取りまとめ
制作期間約6週間(要件定義1週間/デザイン2週間/実装3週間)
サイトhttps://tanakaya-mie.com/

「信頼になるサイト」とは何か

外壁塗装は、買う側にとって不安の大きい買い物です。

  • 金額が大きい
  • 一生に一度か二度しか発注しない
  • 相場がわからない
  • 仕上がりの良し悪しを、素人が見抜けない
  • 業界全体に、訪問販売のトラブルというイメージがある

つまりこの業種で売っているのは、塗装工事そのものである以上に、「この会社に任せて大丈夫か」という安心です。

では、サイトで信頼をつくるには何が要るのか。 きれいなデザインでは足りません。 どんな会社でも、お金をかければきれいなサイトは作れるからです。

必要なのは、確認できる事実でした。

  • 建設業の許可番号(三重県知事許可 第014774号)
  • 法人化した年(令和2年)
  • 施工してきた件数(約200件)
  • 実際の施工事例の写真
  • 所在地と、地図上の位置

「丁寧です」「安心です」と書くのではなく、確かめられるものを置く。 言葉で語るほど信頼が薄まる業種なので、ここは徹底しました。

広告を出す前に、受け皿をつくる

そしてもうひとつ。この案件でいちばん大事だった判断です。

TANAKAYA様は、サイト公開の直後に広告の出稿を予定されていました。加えて、地域へのチラシも検討されていました。マーケティングの一環として、チラシの取りまとめもご一緒しています。

ここで見落とされがちなことがあります。

チラシを見た人は、すぐには電話しません。

まず、社名で検索します。「この会社、どんなところだろう」「大丈夫な会社かな」。 外壁塗装のように金額が大きく、不安の多い買い物ではなおさらです。

そのとき、検索結果に何も出てこなかったらどうなるか。 あるいは、まったく別の会社が並んでいたら。

せっかくお金をかけて配ったチラシが、そこで止まります。 最悪の場合、興味を持ってくれた人が、検索結果に出ていた競合他社へ流れます。

だから今回は、広告とチラシにお金を使う前に、名前で検索されたときの受け皿を先に整える方針にしました。

  • Googleビジネスプロフィール — 地図で見つけたときに情報が揃っている状態
  • サイト — 社名で検索したときに、正しく1番目に出てくる状態

チラシ・広告・検索を、別々の施策として扱わないこと。 実際のお客様の動きは、チラシを見る → 検索する → 確かめる → 電話する、と一本につながっています。設計もその順番に合わせるべきです。

結果として、地域名を含む検索と社名での検索の両方で、上位に表示されるようになりました。

検索エンジンにも、読ませる

リフォーム

では、どうやって上位を取ったのか。

特別なことはしていません。基本を、やりきっただけです。

構造化データを丁寧に入れる

会社の情報、事業内容、所在地、施工事例。人間が読めばわかることでも、検索エンジンには明示的に伝えたほうが確実に届きます。「このページは何のページで、どの会社の、どこにあるどんな事業についてか」を、機械が読める形で書く。 公開したばかりのサイトは評価が定まっていないため、ここを省くかどうかで立ち上がりの速さが変わります。

Q&Aを充実させる

お客様が実際に検索する言葉は、たいてい疑問文です。「外壁塗装 何年ごと」「塗装 費用 相場」。 営業の現場で毎回聞かれる質問は、そのまま検索されている質問でもあります。それを書けば、記事のためのネタ探しは要りません。

施工事例を積む

外壁塗装、屋根塗装、CimentArtの床・キッチン施工。施工事例は、他社が真似できない唯一のコンテンツです。仕上がりを見せることは信頼の材料になり、同時に検索の入口も増えます。

正直に申し上げると、「度会町 外壁塗装」のような地域名を含む検索は、全国区のキーワードほど競争が激しくありません。 裏を返せば、基本を丁寧にやりきった側が勝てるということです。特殊な手法ではなく、やるべきことを飛ばさなかった結果でした。

実装に、いちばん時間をかけた

工程は次のとおりです。

  • 要件定義 1週間
  • デザイン 2週間
  • 実装 3週間

早く作ってほしいというご要望があり、デザインは2週間で仕上げています。

注目していただきたいのは、実装がデザインより長いことです。

見た目を作る工程より、構造化データの記述、Q&Aの整理、施工事例の整備といった、画面には現れない部分に時間をかけました。

このサイトの価値は、見た目ではなく検索からの集客にある。 そう決めていたので、時間の配分もそちらに寄せています。

代表 朝倉 健介

株式会社 ASAKURA

朝倉 健介

チラシを配ると、人は検索します。

ここを見落としている会社さんが、地方には本当に多いと感じています。せっかく費用をかけてチラシを打っても、名前で調べたときに何も出てこなければ、そこで止まってしまう。あるいは、まったく別の会社が出てきてしまう。

だから今回は、広告を出される前に受け皿を作りましょう、とご提案しました。デザインを派手にすることより、こちらのほうが先だと思ったからです。

地味な作業の積み重ねでしたが、結果としてきちんと数字になりました。地元の会社が、地元で選ばれる。うれしい仕事でした。

まとめ

シンプルなサイトです。奇抜なところは何もありません。 けれど、集客の力は強いサイトになりました。

見た目の派手さと、集客力は別のものです。 今回で言えば、効いたのは配色でも動きでもなく、「広告を出す前に受け皿を作る」という順番の判断と、構造化データを飛ばさなかったという地味な作業でした。

チラシや広告を検討されていて、「その前に何をしておくべきか」を知りたい方は、お気軽にご相談ください。出稿の前にやっておくと、同じ予算の効き方が変わります。