【代表の日記】中小企業診断士 第1次試験を受験してきました
2026年8月1日(土)・2日(日)の2日間、中小企業診断士の第1次試験を受験してきました。
今回は7科目すべてではなく、科目を絞っての受験です(無事狙った科目は合格…!)。
2年をかけて取得を目指す、長期戦の1年目という位置づけになります。
中小企業診断士とは
中小企業診断士は、中小企業の経営課題を診断し、助言を行う国家資格です。経営コンサルタントの領域では唯一の国家資格とされています。
試験は第1次試験(7科目・マークシート)と第2次試験(筆記4事例)の2段階です。第1次試験の科目は次の7つで、経営を構成する領域がほぼ一通り並んでいます。
| 科目 | 主な内容 |
|---|---|
| 経済学・経済政策 | マクロ・ミクロ経済、景気指標の読み方 |
| 財務・会計 | 財務諸表、原価計算、投資判断、企業価値 |
| 企業経営理論 | 経営戦略、組織論、マーケティング |
| 運営管理 | 生産管理、店舗・販売管理 |
| 経営法務 | 会社法、知的財産権、契約 |
| 経営情報システム | システム開発、ネットワーク、情報セキュリティ |
| 中小企業経営・中小企業政策 | 中小企業白書、各種支援制度・補助金 |
取得すると、どんな視点で支援ができるのか
この資格を目指している理由は、肩書きを増やしたいからではありません。ご支援先の経営者と、同じ土俵で話せる語彙を持ちたいからです。
Web制作や広告運用の相談は、入口こそ「ホームページを作りたい」「集客を増やしたい」という形で来ます。しかし実際に効くかどうかを決めているのは、たいてい制作物の外側にあります。
財務・会計の視点があれば、広告費を「経費」ではなく「投資」として扱えます。限界利益率がいくらで、1件あたりの粗利がいくらなら、月にいくらまで広告に出せるのか。回収まで何ヶ月かかるのか。ここが計算できると、「広告を出すかどうか」ではなく「いくらまでなら出していいか」という会話に変わります。
運営管理の視点があれば、集客した後に現場が回るかを一緒に検討できます。問い合わせが3倍になったのに対応が追いつかず、対応品質が落ちて評判を落とす。この事故は珍しくありません。Web施策は現場の処理能力とセットで設計するものだ、という前提を共有できます。
経営法務の視点があれば、景品表示法や下請法、契約や知的財産の論点を、制作の段階で潰しておけます。経営情報システムの視点があれば、業務システムやセキュリティの話を、ベンダーの言い値ではなく自社の要件から詰められます。中小企業政策の知識は、使える補助金や支援制度の選択肢につながります。
そして第2次試験は、与えられた事例企業の状況から課題を特定し、限られた情報で助言を組み立てる試験です。正解が1つに定まらない問題に対して、筋の通った判断を示す訓練そのものだと感じています。
弊社は「お客様が自分で判断できる状態」を目指してご支援しています。そのためには、こちらが根拠を持って説明できなければ話になりません。なぜこの施策なのか、なぜ今なのか、なぜこの金額なのか。体系的な知識は、その説明を支えるための土台です。
これから
引き続き、コンサルティング支援を強化するために学びを進めていきます。
とりあえず今は、2日間ぶんの脳の疲れが抜けていません!!!!
代表の気まぐれ日記でした。